
ワインの香りはどこから生まれる?“アロマ”の秘密
2025/11/15
ワインの楽しさといえば、まず「香り」。
グラスをくるっと回すだけで立ち上がるあの香りは、いったいどこから生まれるのでしょうか?
今回は、ワイン好きが知っているとちょっと得する “アロマの正体” をわかりやすく解説します。
1. ぶどうそのものの香り(一次アロマ)
ぶどう自体が持つ香りのこと。
“品種の個性”がここで決まります。
- シャルドネ → りんご・洋梨
- ソーヴィニヨン・ブラン → ハーブ・柑橘
- マスカット系 → フローラル
ワインの基本の香りは、すでにぶどうで決まっているんです。
2. 発酵中に生まれる香り(二次アロマ)
酵母が糖をアルコールに変える発酵の過程で、さまざまな香り分子が生まれます。
- パン・ヨーグルト系
- バターのような香り
- ほのかなバナナ香(酵母の種類次第)
ワイン造りは、科学の結晶でもあるんですよね。
3. 樽熟成で加わる香り(三次アロマ)
樽を使うワインで生まれる複雑な香り。
- バニラ
- トースト
- チョコレート
- スパイス
- ナッツ
樽の種類(フレンチオーク、アメリカンオーク)や焼き加減で香りが変わります。
4. 熟成から生まれる深い香り(ブーケ)
ワインが時間をかけて変化することで現れる、複雑で丸みのある香り。
- ドライフルーツ
- キノコ
- 土っぽいニュアンス
- 熟れたプラム
若いワインにはない、落ち着いた“大人の香り”がここで生まれます。
5. 香りを最大限楽しむコツ
- グラスは台座を持つ(温度をキープ)
- 一口飲む前にゆっくり香りを吸い込む
- グラスを軽くスワリング
- 料理との相性で香りが変わることを楽しむ
香りを意識するだけで、毎日の一杯がぐっと贅沢に。